生活のなかで

日々使えるものがこころのこもった作品だということ。陶の作家さんて素敵だなっていつも思います。
わたしの自宅には、函館でひとり暮らしになった頃から使っている普通の食器や友人から贈られた絵柄のついた食器がありますが、生活していくなかで出会った作家さんの作品展で購入させていただいたものもおおくなりました。たくさん使って、かけてしまったらまた次の作品展でやっぱり素敵だからまた同じものを…と求めたり。
生活のなかで必要なもの、そしてあいくるしいかたち。そこに宿るきもち。素敵なこと。


あるとき、知人が思いがけずひとりの生活をはじめなくてはならなくなった時、お皿をプレゼントした作家さんがいて、羨ましいなと感じました。壁面を飾る絵はこころあたたまるかもしれませんが、その時必要なのはお皿で…。

いろいろなアートのかたちがあるな、と。
もともとお料理をあまりしない私は、カップばかり集めていたのですが、最近ではお皿を購入して使いたくてお料理したりしています。

月あかりと雨の音

函館山の麓での制作の記録 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 安田 祐子(やすだゆうこ) 北海道深川市生まれ 札幌大谷高等学校美術科卒業 北海道教育大学函館校芸術文化課程(美術)卒業 北海道教育大学大学院教科教育専攻美術教育専修(絵画)修了 函館市在住  春陽会会友 北海道美術協会会友 赤光社会員

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