この度、函館開港150周年を記念して8月に開催されます「アートフェス・ハコトリ」のプレ・エキシビションの一環として、安田祐子作品展「海繭の部屋」を開催することとなりました。
今回の作品展は、「ひとりきりの部屋」をテーマに約10点を選出して、展示させていただきます。私は、今春6年間在籍した北海道教育大学函館校を卒業いたしまして、現在は市内で働きながら制作活動を続けております。日々、大学の研究室で仲間たちと描き続けた頃とは異なり、現在は自宅でひとり、制作を行っています。描くことが日常であり、あたりまえであった刻は終わり、どうにか時間をみつけて、表現を重ねる毎日です。このような時間は、私に描くことの意味を再考させ、自分自身と向き合うための、良い機会となっています。
日々の制作活動を地域の皆様にご理解いただきますとともに、交流を持つことができることを心から願っております。この作品展が、地域の芸術文化活動に微力ながら影響を与えることができ、活性化に役立つことができれば幸いです。
このような機会を与えてくださったアートフェス・ハコトリ実行委員の方々、Bay Galleryの方、日頃支えて下さっています皆様には、大変感謝致しております。
本日はお忙しい中、足をお運びいただきまして誠に有難うございます。
どうぞ、ごゆっくり御高覧ください。
2009.07.14
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